円高はいつまで続く? 為替 介入の効果

為替 介入の効果

為替介入効果

円高はいつまで続く?

今の日本経済は慢性的なデフレーションにも関わらず円高傾向が止まりません。この理由には様々な要因があると思うのですが、サブプライム問題以降ドルの評価が下がり続けていることと中国が人民元の上昇をけん制していること、ギリシア問題でユーロが不安定なことが主な原因となっていると思います。

こうした中デフレに加え、東日本大震災、政情不安と国内の状況には不安剤慮うしか無いものの輸出が比較的安定している日本の円が評価されているのではないでしょうか。

円高が続くと輸出にとって不利になるというのがセオリーですが、原材料が安く輸入できるので円高による輸出料減の分を原材料の輸入コストの削減や賃金カット、リストラ、積極的な外国人雇用などの経費削減で相殺することが可能なので投機筋は円買いに走っているものと予測されます。

しかし、これ以上の円高傾向は輸出量の減少や産業の空洞化を招くなど日本経済にとって決して喜ばしい状況ではないので、急激な円高の対抗策として安住財務相は「大胆な為替介入を含め断固たる措置を取る」と為替介入を示唆する発言をしました。更に介入の覆面性と有効性を高めるために海外市場への分散発注やフォワード取引(先物取引)への拡大といったアナウンス効果を狙う大規模から小規模介入まで断続的なさみだれ式介入などの多様化を図る予定です。

このため財務省では2004年の日銀砲を上回る46兆円の資金を調達すると発表しています。ただし、前回の政府・日銀の単独介入はドル安に一定の歯止めを掛けたに留まり円高傾向への効果は希薄だったため今回の大幅な介入が実施されたとして単独介入ではどれほど円安へ誘導できるかを疑問視する専門家もいます。

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